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vol.23 応援家族越谷 生活相談員 加藤さん

職員の想い - vol.23 - 応援家族越谷 生活相談員 加藤さん

橋渡し役として

「新しくご入居された方って、最初はなかなかお友達ができなかったり、誰に相談していいか分からないことが多いと思うんです」 そう話すのは、応援家族越谷の生活相談員、加藤さん。ご入居者のどんな小さな声にも耳を傾け、担当ヘルパーやご家族へつなぐ〝橋渡し役〟として日々奮闘中です。

寄り添う気持ち

「人にはよく、お仕事大変でしょって言われるんですけど、実際、そんなに大変だと思ったことはないんです」 笑顔で話す加藤さんですが、あるご入居者とのコミュニケーションに難しさを感じたことがありました。 「初めてのホームでストレスを感じていらっしゃったようです。気持ちが落ち込みがちなご入居者がいらっしゃって」 何とかその方の不安や苦痛を取り除いてあげたいと、頻繁にお部屋に赴き、話しかけたり、一緒にお部屋の掃除をしたり。そうすることで少しずつ心を開いてくださったといいます。 「ご入居者がホームの暮らしに慣れるまでは、不自由さを感じることがあります。だからこそ、一つひとつの言葉や表情に丁寧に向き合い、ご入居者が少しでも快適に、納得のいく暮らしを送る手助けをしたいんです」

  • イメージ写真

これからも、そばで

ある時、普段はレクリエーションにあまり参加されないご入居者に声をかけてみたところ、珍しく参加してくださいました。ただ、活動中のご本人の表情は終始固く、笑顔も見られなかったため、「無理に誘ってしまったかも…」と不安になった加藤さんでしたが、後日、その時のお写真をお渡しすると、ふと笑顔を見せてくださったそう。 「ほんのちょっとなんですけどね、口角を少し上げて」 ご入居者の小さな変化が、加藤さんにとって大きな喜びです。 「これからもできるだけ長く、ご入居者のそばでお手伝いしたいと思っています」 その穏やかな口調の中に、ご入居者一人ひとりに寄り添おうとする、揺るぎない想いと深い優しさがにじんでいました。

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(勤務先・役職等は取材当時のものです)

外観写真

応援家族越谷

埼玉県越谷市伊原1-4-52
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