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ここの雰囲気が、自宅と変わらないように感じたから
大手電機メーカーに勤め、定年まで事業の第一線で活躍されていたM様。奥様を早くに亡くされ、横浜市のご自宅でお独り暮らしをなさっていました。「腰を痛めて手術を受けたんです。術後もなかなか痛みが引かず、寝ている他にない。入院していても長くなるというので、ホームへ移る検討を始めたんです」
腰を痛める前、将来はホームへ入居することもあるかと考え、参考までに数件見学に訪れたこともあったそう。「しかし、いざ入居するホームを決めるにあたっては、幾つかを比較検討することはなかったですね。ここに決めた理由は近くに息子が住んでいることもありましたが、一番はやはり、ここの雰囲気が自宅で暮らす雰囲気と変わらないように感じたから。肌に合ったと言うか、親しみ……縁を感じて、『ここなら』とすぐに決めたんです」
「皆に喜ばれるかも」と、映画鑑賞会を提案してみたんです
「腰が痛くて寝ていることしか出来なかったのに、車いすを足で漕いで自由に動けるようにまでなりました。入居当時は想像も出来なかった……職員が本当に良くサポートしてくれた、その印象を非常に強く持っています」
根気よくリハビリを続け、現在のご状態まで回復されたM様は「毎日暇で困ってるんだ(笑)」と仰いながらも、「リビングで『懐かしの名画鑑賞会』を開いているんですよ。初めは部屋で一人楽しんでいたんですが、ここには歳の近い人がたくさん居るでしょう。僕らの青春時代の娯楽と言えば映画でしたから、皆さんにも喜ばれるかもしれないと思ってホームに提案してみたんです。今では週2回、皆で昔を懐かしみながら観ています」とホームのお仲間と楽しみを共有。「鑑賞後は歓談タイム。映画がキッカケとなり昔話に花が咲くんです。その時間もまた良いものですよ」と目を細めていらっしゃいました。
心をしっかり持って、何でも楽しむ気概がないとね
お部屋では読書やインターネットをして過ごすことが多いそうですが「外出もしますよ。現役時代からの交流会へ参加したり、書店へ行ったり。出来ることは何でも自分でしますが、車いすなので送迎はホームにお願いしています」と、ご自分のリズムとホームでの暮らしを上手く調和されているM様。「心をしっかり持って、何事も自分でやろう、楽しんでやろうという気概がないとね」と語られる溌剌とした表情に、人生を愉しむヒントが感じられました。